日本歴史地名大系 「太平寺古墳群」の解説 太平寺古墳群たいへいじこふんぐん 大阪府:柏原市安堂村太平寺古墳群[現在地名]柏原市安堂太平寺集落の東にある天冠(てんかん)山(嶽山)から西に延びる標高四〇―一一〇メートルの二本の尾根上にある。円墳一一基以上と前方後円墳一基で構成され、五世紀後半から六世紀後半にかけての築造と推定されている。五世紀後半に築造された第五号墳・六号墳・七号墳では円筒をはじめ、家・蓋などの埴輪の使用が認められ、主体部は木棺を直葬したものと推定されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by