最新 地学事典 「太平洋運動」の解説
たいへいよううんどう
太平洋運動
Pacific movement
側圧によって太平洋底の玄武岩質層が,大陸の花崗岩質層に対してunderthrustすることによって褶曲山脈や断層山脈が形成されたとして,小藤文次郎(1931)が提唱。江原真伍(1942)が深発地震帯との関係も指摘してその意義を強調。日本の外帯は南からの側圧で湾曲してフォッサマグナを生じ,ここにおける褶曲や断裂,関東地震の際の変動などは太平洋運動の反復再現であるとする。参考文献:江原真伍(1942) 地質雑,49巻
執筆者:徳岡 隆夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

