花崗岩質層(読み)かこうがんしつそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「花崗岩質層」の意味・わかりやすい解説

花崗岩質層
かこうがんしつそう

地殻を構成する層のうち、P波(地震波)の速度が毎秒6キロメートル前後の層のこと。花崗岩中の音波速度がこの程度であることから名づけられたものであり、純粋に花崗岩のみからできているわけではない。大陸や弧状列島での大規模な人工地震の観測で、ほとんど例外なく認められる層であり、こうした地域の地殻のほぼ上半分を占める。この下の地震波速度がやや大きな層は玄武岩質層とよばれる。花崗岩質層は大陸型の地殻を特徴づけるものであり、海洋地殻にはない。主として、花崗岩や片麻岩などのいわゆる酸性岩からなり、ケイ素とアルミニウムに富む組成をもつのでシアルsialとよばれることもある。

[吉井敏尅]

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最新 地学事典 「花崗岩質層」の解説

かこうがんしつそう
花崗岩質層

granitic layer

⇒ 花崗岩層

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