太櫓岳(読み)ふとろだけ

日本歴史地名大系 「太櫓岳」の解説

太櫓岳
ふとろだけ

渡島山地に属し、八雲町と北檜山町との境にある。標高一〇五三・四メートル。遊楽部ゆうらつぷ(一二七五・五メートル)主峰とする遊楽部山地のなかで一〇〇〇メートルを超える五山の一つである。板本「東蝦夷日誌」に太櫓岳とみえる。山体は古生層と花崗岩安山岩などから構成され、頂上付近よりも中腹にかけて険しい尾根がみられ、岩石の露出する特異な姿をみせる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む