太櫓川(読み)ふとろがわ

日本歴史地名大系 「太櫓川」の解説

太櫓川
ふとろがわ

渡島支庁八雲やくも町との境界にある太櫓山(一〇五三・四メートル)に源を発し、北檜山町のほぼ中央部を北西流して日本海に注ぐ二級河川。流路延長約三四・六キロ、流域面積一九九・七平方キロ。熊石くまいし町との境界にある遊楽部ゆうらつぷ(一二七五・五メートル)に発する金ヶ沢かながざわ川とまる山に発する三本股さんぼんまた川などを合せた二股ふたまた川が字若松わかまつで合流する。「西蝦夷地場所地名等控」には「フトロ川在、鮭出ル」とみえ、遠山・村垣「西蝦夷日記」には「フトロ川 幅二十間程、船渡。此川口岩間の湾にて波少く、陸地も有之候に付上陸候。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む