デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田権右衛門」の解説 太田権右衛門 おおた-ごんえもん 1835-1866 幕末の武士。天保(てんぽう)6年生まれ。因幡(いなば)鳥取藩士。京都詰めだった文久3年尊攘(そんじょう)派の同志とともに,保守派の藩重臣黒部権之助らを京都本圀(ほんこく)寺の宿舎で殺害し,幽閉される。慶応2年8月3日,長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩へ脱出をはかり追っ手に殺された。32歳。名は宣輔。字(あざな)は子静。号は甘雨,崐々斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例