ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャノアーヌ」の意味・わかりやすい解説
シャノアーヌ
Chanoine, Charles Sulpice Jules
[没]1915.1.9. ボードマン
フランスの軍人。江戸幕府が招いたフランス陸軍軍事教官団の団長として,将校4人,下士官 10人の団員を率い,慶応3 (1867) 年1月 13日に来日,幕府陸軍の改革にあたり,鳥羽・伏見の戦いののちは陸軍総裁勝海舟に対し,主戦論を説いた。明治1 (68) 年に離日。滞日時代は大尉。 1889年陸相となったが,ドレフュス事件のために辞職。
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