太田黒養二(読み)オオタグロ ヨウジ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「太田黒養二」の解説

太田黒 養二
オオタグロ ヨウジ


職業
声楽家

専門
テノール

肩書
帝国音楽学校教授

生年月日
明治36年 3月23日

学歴
同志社大学法学部卒

経歴
照井詠三について声楽基礎を修め、フランスに渡り、シャルル・パンゼラに師事。帰国後、昭和7年東京でリサイタルデビュー。ドイツ歌曲一辺倒だった昭和初期の日本に、フランスのオペラや歌曲を紹介し、音楽界新風を吹き込んだ。日大、武蔵野音大講師もつとめた。

没年月日
昭和16年 6月23日 (1941年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「太田黒養二」の解説

太田黒 養二
オオタグロ ヨウジ

大正・昭和期の声楽家(テノール) 帝国音楽学校教授。



生年
明治36(1903)年3月23日

没年
昭和16(1941)年6月23日

学歴〔年〕
同志社大学法学部卒

経歴
照井詠三について声楽の基礎を修め、フランスに渡り、シャルル・パンゼラに師事。帰国後、昭和7年東京でリサイタル・デビュー。ドイツ歌曲一辺倒だった昭和初期の日本に、フランスのオペラや歌曲を紹介し、音楽界に新風を吹き込んだ。日大、武蔵野音大講師もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田黒養二」の解説

太田黒養二 おおたぐろ-ようじ

1903-1941 昭和時代前期のテノール歌手。
明治36年3月23日生まれ。照井栄三に師事し,のちフランスに留学,シャルル=パンゼラにまなんだ。帰国後,フランスのオペラや歌曲を紹介した。帝国音楽学校教授。昭和16年6月23日死去。39歳。同志社大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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