太鼓を打つ(読み)たいこをうつ

精選版 日本国語大辞典 「太鼓を打つ」の意味・読み・例文・類語

たいこ【太鼓】 を 打(う)

  1. 他人のいうことに調子を合わせる。相手の取り持ちをしてきげんをとる。迎合する。また、座興をとりもつ。太鼓を叩く。太鼓を持つ。
    1. [初出の実例]「サア太夫様御出と、奴がたいこ打(ウチ)和らぎ、皆々奥へ入給ふ」(出典:浄瑠璃・太平記菊水之巻(1759)道行)
  2. 馬が発情して陰茎で自分の腹を打つ。
    1. [初出の実例]「あれ程子共がたいこうてまめくはせう、たいこうてまめくはせうといふを」(出典:咄本・露新軽口ばなし(1698)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む