夷新町(読み)えびすしんまち

日本歴史地名大系 「夷新町」の解説

夷新町
えびすしんまち

[現在地名]両津市えびす

夷町北西端に位置し、四方を夷町と接し、北西わずかに加茂かも歌代うたしろ浜田はまだとも境する。町家は夷上えびすかん町の札の辻に近い旧相川あいかわ道沿い加茂湖側(川方)の道の両脇に軒を揃える。郷帳類には名前はでないが、独立した町として機能していた。安永四年(一七七五)には高五石四斗余はすべて畑で、戸口は三四軒・一四五人(両津市史)。天保三年(一八三二)には潟側築出の検地があり、同一二年には戸口は四五軒・二一七人(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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