コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

奈川の牛稼 ながわのうしかせぎ

1件 の用語解説(奈川の牛稼の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ながわのうしかせぎ【奈川の牛稼】

信濃国筑摩郡奈川村(現,長野県南安曇郡)の駄賃稼。この村は飛驒とは野麦峠で境を接する山間の高地にある小村で,近世は尾張藩領であった。耕地が少ないので山稼ぎをしていたが,近世後期には牛による駄賃稼を主とした。1838年(天保9)には家数366軒,牛数83組,415匹で,1組が5匹追いであった。松本から飛驒への往還であるが,保福寺峠を越えて北国街道を越後高田まで,中山道を上州倉賀野河岸まで,甲州道中は江戸四谷まで,西は名古屋まで活躍し,〈尾州の岡船〉と称された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

奈川の牛稼の関連キーワード内山真弓上高地大正池筑摩妻籠信濃路安曇野松川さかきた巨海祖綱

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone