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奈川の牛稼 ながわのうしかせぎ

世界大百科事典 第2版の解説

ながわのうしかせぎ【奈川の牛稼】

信濃国筑摩郡奈川村(現,長野県南安曇郡)の駄賃稼。この村は飛驒とは野麦峠で境を接する山間の高地にある小村で,近世は尾張藩領であった。耕地が少ないので山稼ぎをしていたが,近世後期には牛による駄賃稼を主とした。1838年(天保9)には家数366軒,牛数83組,415匹で,1組が5匹追いであった。松本から飛驒への往還であるが,保福寺峠を越えて北国街道を越後高田まで,中山道を上州倉賀野河岸まで,甲州道中は江戸四谷まで,西は名古屋まで活躍し,〈尾州の岡船〉と称された。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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