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奈良筆

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

奈良筆

奈良毛筆協同組合によると、奈良は国内の筆づくり発祥の地とされ、3大名産地の一つ。他に「豊橋筆」(愛知県)と「熊野筆」(広島県)がある。中国・秦の時代に作られた筆が、6世紀ごろ日本に伝来した。後に都が置かれた奈良は、教育・文化の中心地でもあった。その担い手だった興福寺東大寺など「南都七大寺」に代表される寺院写経筆記に奈良筆が盛んに使われ、筆作りの製法も発展した。

(2007-03-17 朝日新聞 朝刊 奈良全県 2地方)

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事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

奈良筆[文房具]
ならふで

近畿地方、奈良県の地域ブランド。
奈良市・大和郡山市で製作されている。奈良の筆づくりの歴史は、今から1200年ほど前に弘法大師空海が唐から巻筆の製法を持ち帰り、奈良に伝えたことに始まるという。江戸時代の元禄期に、今日のような無芯筆がつくられるようになった。明治時代になると学校教育の場で筆がつかわれるようになり、全国で使用された。1977(昭和52)年10月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。

出典|日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について | 情報

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