奈良茶船(読み)ナラチャブネ

デジタル大辞泉 「奈良茶船」の意味・読み・例文・類語

ならちゃ‐ぶね【奈良茶船】

奈良茶飯を売る船。伏見・大坂間の乗合船などを相手商売をした。

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精選版 日本国語大辞典 「奈良茶船」の意味・読み・例文・類語

ならちゃ‐ぶね【奈良茶船】

  1. 〘 名詞 〙 奈良茶飯を売る船。伏見・大坂間の乗合船などを相手に商売をしたもの。
    1. [初出の実例]「四文のつりとらんといふに、はやなら茶船漕出して、つひにこれを横著にしける」(出典:浮世草子・日本新永代蔵(1713)四)

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