奉掛色浮世図画(読み)かけたてまつるいろのうきよえ

精選版 日本国語大辞典 「奉掛色浮世図画」の意味・読み・例文・類語

かけたてまつるいろのうきよえかけたてまつるいろのうきよヱ【奉掛色浮世図画】

  1. 歌舞伎所作事。富本長唄。二世瀬川如皐作詞。二世鳥羽屋里長・九世杵屋六左衛門作曲。市山七十郎振付。文化七年(一八一〇江戸中村座初演。曾我蛇足筆勢による神功皇后、武内大臣、小原女髭奴、廓の禿、女猿曳紅葉狩などが絵から抜け出して踊る趣向

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「奉掛色浮世図画」の解説

奉掛色浮世図画
〔富本, 長唄〕
かけたてまつる いろのうきよえ

歌舞伎・浄瑠璃外題
作者
瀬川如皐(2代) ほか
演者
杵屋六左衛門(9代)
初演
文化7.8(江戸・市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の奉掛色浮世図画の言及

【小原女】より

…長唄。本名題《奉掛色浮世図画(かけたてまつるいろのうきよえ)》の一曲。1810年(文化7)8月江戸中村座で3世中村歌右衛門が初演。…

※「奉掛色浮世図画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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