日本歴史地名大系 「奥塩田村」の解説 奥塩田村おくしおたむら 岡山県：和気郡佐伯町奥塩田村[現在地名]佐伯町奥塩田吉井川東岸に流れ込む大前（おおまえ）川上流高台に集落がある。西は塩田村、東は美作国英田（あいだ）郡上山（うえやま）村（現英田町）、北は同郡奥（おく）村（現同上）。「吉備温故秘録」によれば、奥村へ出る国境を「才のたは」といい、作州側では「佐比峠」と称したという。また作州西谷へ出る道は「くに木だは」といったという。古くは美作国勝田（かつた）郡に属したと推定される。慶長一八年（一六一三）の和気郡御勘定帳に「塩田ノ奥村」とみえ、物成一一一石余、夫米四石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
