奥宮正明(読み)おくのみや まさあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥宮正明」の解説

奥宮正明 おくのみや-まさあき

1648-1726 江戸時代前期-中期武士,歴史家。
慶安元年生まれ。土佐高知藩士。検見(けみ)役や代官をつとめる。藩の儒者谷秦山(じんざん)に師事。歴史考証にすぐれた。史料集「土佐国蠧簡(とかん)集」や「長宗我部(ちょうそかべ)地検帳」を整理した「秦士録」などをまとめた。享保(きょうほう)11年3月24日死去。79歳。通称藤九郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の奥宮正明の言及

【土佐国蠧簡集】より

…土佐国内に伝存した古文書の集成。編者は土佐藩士奥宮正明(?‐1726)。1151年(仁平1)に始まり,長宗我部氏と山内氏の交替期の1600‐03年(慶長5‐8)をもって終わる。…

※「奥宮正明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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