奥山新田(読み)おくやましんでん

日本歴史地名大系 「奥山新田」の解説

奥山新田
おくやましんでん

[現在地名]井手町大字多賀たか 多賀新田たかしんでん

多賀村の枝郷。多賀村の東端山中に開発された新田村で、多賀新田ともいう。東北をうしとら(四四三・八メートル)西北高雄たかお(四四三メートル)西南大焼おおやき(四二九・四メートル)に挟まれた谷間に人家と田畑があった。伝えによると、元禄年間(一六八八―一七〇四)に開発され、昭和二〇年代に廃村となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android