女の道(読み)オンナノミチ

デジタル大辞泉 「女の道」の意味・読み・例文・類語

おんな‐の‐みち〔をんな‐〕【女の道】

女の守るべき道徳
女色方面色恋の道。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「女の道」の意味・読み・例文・類語

おんな【女】 の 道(みち)

① 女色の方面。恋路。女の筋。
源氏(1001‐14頃)蜻蛉「をんなのみちに惑ひ給ふことは、人のみかどにも、古きためしどもありけれど」
② 女の守るべき道徳。おなごの道。
浄瑠璃・染模様妹背門松(1767)下「二人と枕はかはさぬと女の道を立て通す」
③ 女が生きてゆく道。おなごの道。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏「つい女の道を迷って了って、今では沁々(しみじみ)後悔して居ますの」

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