女能(読み)オンナノウ

デジタル大辞泉 「女能」の意味・読み・例文・類語

おんな‐のう〔をんな‐〕【女能】

能で、女性主人公としたもの。女物鬘物かずらもの。→男能
女性だけで演じる能。女猿楽おんなさるがく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「女能」の意味・読み・例文・類語

おんな‐のうをんな‥【女能】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 女性が演じる能。→女猿楽(おんなさるがく)
    1. [初出の実例]「乱世の後京都専ら女能はやり申し候」(出典:長沢聞書(17C前か))
  3. 女性を主人公とする能。女に扮する能。現在の能楽でいう鬘物(かずらもの)。女物。⇔男能
    1. [初出の実例]「女能には、小袖をもながながとふみくくみ」(出典:申楽談儀(1430)能の色どり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む