女訓抄(読み)じょくんしょう

改訂新版 世界大百科事典 「女訓抄」の意味・わかりやすい解説

女訓抄 (じょくんしょう)

仮名草子作者不明。1637年(寛永14)刊。古活字版。3巻。古活字版のほか写本があり,成立はもう少しさかのぼるかと思われる。古活字版《乳母(めのと)の草子》とともに,女性のための教訓書の先駆であり,全体仏教・儒教思想が濃厚である。女性の五障,三従,七去三不去を説いているが,また中国や日本の貞女悪女の例も挙げている。この書は,のちの《仮名列女伝》にも影響を与えている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 草子 野田

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む