コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

乳母の草子 めのとのそうし

1件 の用語解説(乳母の草子の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

めのとのそうし【乳母の草子】

室町時代の女訓書。作者未詳。14世紀前半の成立か。傅育する子女にあてた体裁で,文体は候文。〈女は心のたしなみを本(ほん)とせよ〉の序のあと,顔つき,衣装,道具,住居,故実,作法,技芸,趣味,養育,仏事などの生活全般にわたる教えを,《源氏物語》などを引いて説いている。とくに〈万のことは恥を知り候へば身修まるものなり〉として,主(しゆう)や夫,召使いに対しては,〈義理,堪忍,慈悲〉の道理を重んじ,慎みの心を持てとする点に,貞淑な婦徳を勧める時代相がうかがえる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

乳母の草子の関連キーワード童子教あきみち姉小路式運歩色葉集菅家遺誡女訓浜出意雲大高坂維佐子

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone