女郎に誠あれば晦に月が出る(読み)じょろうにまことあればみそかにつきがでる

精選版 日本国語大辞典 の解説

じょろう【女郎】 に 誠(まこと)あれば晦(みそか)に月(つき)が出(で)

(陰暦では、みそかに夜、月が出ることはないところから) 女郎言行に真実のないことをたとえていう語。
洒落本・郭中奇譚(1769)跋「諺曰、有(アレバ)(ジョロウノ)真情(マコトト)、与鶏子(たまごの)方角(しかくが)則晦日(ミソカニ)(わいな)月出之(ツキガ)(デル)

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