デジタル大辞泉 「デル」の意味・読み・例文・類語 デル(Floyd Dell) [1887~1969]米国の小説家・批評家。左翼系雑誌を編集。小説「夢想家」、評論「インテリ放浪者」、自伝「帰郷」など。 デル(del) 1 デリートのこと。2 《「デルタ」の略》ラウンドディーのこと。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「デル」の意味・読み・例文・類語 デル ( Floyd Dell フロイド━ ) アメリカの小説家、ジャーナリスト、評論家。平和主義、反俗精神をもってジャーナリズムに活躍した。代表作「夢想家」「逃亡者」など。(一八八七‐一九六九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「デル」の解説 デル アメリカの大手パソコンメーカー。1984年、Dell Computer Corporationとして創業(2003年に現在のDell Inc.へ社名変更)。1987年に初の海外現地法人をイギリスに開設して以降、日本など各国に進出し、88年にNASDAQ上場を果たした。2001年には世界最大のパソコンメーカーへと成長したが、その後は主力のパソコン事業が伸び悩み、06年より企業買収などでソフトウエア事業の拡大を図っている。13年2月には、創業者のマイケル・デル最高経営責任者(CEO)や投資ファンドなどから資金提供を受け、自社株を244億ドル(約2兆2700億円)で市場から買い戻し、上場を廃止することを発表。株主の意向にとらわれず、長期的な経営戦略を立てやすい環境を整えている。 (2013-2-7) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「デル」の意味・わかりやすい解説 デルでるFloyd Dell(1887―1969) アメリカの小説家、批評家。イリノイ州出身。処女作『白痴』(1920)は第一次世界大戦の若者の反抗的心情を描いた自伝的作品。「シカゴ・グループ」の指導者としてS・アンダーソンを世に送り出した。のちニューヨークで政治的過激派となり、『マッセズ』『リベレーター』誌の編集者として活躍。フロイト心理学を最初に小説に取り入れた作家とされている。戯曲、自伝も書いた。[渋谷雄三郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例