奴元結(読み)ヤッコモトユイ

デジタル大辞泉 「奴元結」の意味・読み・例文・類語

やっこ‐もとゆい〔‐もとゆひ〕【奴元結】

白くて太い元結芸者などがいきなものとして根掛けにも用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「奴元結」の意味・読み・例文・類語

やっこ‐もとゆい‥もとゆひ【奴元結】

  1. 〘 名詞 〙 元結の一種中間(ちゅうげん)が用いた白くて太いもの。粋好みの芸者などが根掛けにも用いたが、後には一般にも用いるようになった。
    1. [初出の実例]「高島田に奴鬠(ヤッコモトユヒ)掛けて」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉七)

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