好逑(読み)コウキュウ

デジタル大辞泉 「好逑」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅう〔カウキウ〕【好×逑】

よい連れ合い。よい配偶者。
君子の―となるべき資格」〈漱石坊っちゃん

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精選版 日本国語大辞典 「好逑」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅうカウキウ【好逑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「逑」は、つれあいの意 ) よい配偶者。よいめおと。好仇(こうきゅう)
    1. [初出の実例]「汝慈愍の心なく、数多の人を取り喰ふ。何ぞこうきうなからんと」(出典:河東節・江の島(1720‐25頃))
    2. 「君子の好逑となるべき資格あるものを択(えら)んで」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉九)
    3. [その他の文献]〔詩経‐周南・関雎〕

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普及版 字通 「好逑」の読み・字形・画数・意味

【好逑】こうきゆう

好仇。

字通「好」の項目を見る

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