好鳥(読み)こうちょう

精選版 日本国語大辞典 「好鳥」の意味・読み・例文・類語

こう‐ちょうカウテウ【好鳥】

  1. 〘 名詞 〙 よい声の鳥。また、美しい鳥。
    1. [初出の実例]「霞を伴って尽き難し、余花の艷、雪に哥って未た帰らず、好鳥の声〈藤原明衡〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)上)
    2. [その他の文献]〔曹植‐公讌詩〕

いい‐とり【好鳥】

  1. 〘 名詞 〙 絶好獲物自分にとって非常に都合のよいもの。いい鴨(かも)。よい鳥。
    1. [初出の実例]「いい鳥が来たぞと松のうへで言い」(出典:雑俳・柳多留‐二九(1800))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「好鳥」の読み・字形・画数・意味

【好鳥】こうちよう

佳禽。

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