妄境(読み)もうきょう

精選版 日本国語大辞典 「妄境」の意味・読み・例文・類語

もう‐きょうマウキャウ【妄境】

  1. 〘 名詞 〙 仏語妄心から生ずる虚妄不実の世界欲望思念などを起こす俗世間事物
    1. [初出の実例]「生死の長夜の暁けざる事、心外に法をみて妄境(マウキャウ)の為めに縛るる故也」(出典:米沢本沙石集(1283)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む