思念(読み)シネン

デジタル大辞泉 「思念」の意味・読み・例文・類語

し‐ねん【思念】

[名](スル)思い考えること。常に心に深く思っていること。「今後の身の振り方を思念する」
[類語]思い思想想念ねん気持ち感懐感想所懐胸懐心懐胸中心中しんちゅう心事心情心境感慨万感偶感考え思考思索一存

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精選版 日本国語大辞典 「思念」の意味・読み・例文・類語

し‐ねん【思念】

  1. 〘 名詞 〙 心に思うこと。考えること。また、常に心にかけていること。
    1. [初出の実例]「母、斎日に当りて飯を炊(かし)かず、斎食を思念し、便(すなは)ち女(むすめ)の辺に就きて飯を乞ふ」(出典日本霊異記(810‐824)上)
    2. [その他の文献]〔国語‐楚語下〕

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普及版 字通 「思念」の読み・字形・画数・意味

【思念】しねん

心に深く思う。〔国語、楚語下〕子西、ず。(び)曰く、吾(われ)聞く、君子は唯だ獨居して世の崇替(すうたい)(盛衰)を思念するなり。~君子はに臨みては義を思ひ、飮には禮を思ふ。~今吾子(ごし)、に臨みてずるは何ぞや。

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