妖災(読み)ようさい

精選版 日本国語大辞典 「妖災」の意味・読み・例文・類語

よう‐さいエウ‥【妖災・夭災】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「妖」「夭」はわざわいの意 ) わざわい。災難
    1. [初出の実例]「高名華裔(くゎえい)に振ふと雖も、妖災窘(せ)むる日には帰る所無く」(出典日本霊異記(810‐824)中)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐宣公一五年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「妖災」の読み・字形・画数・意味

【妖災】よう(えう)さい

わざわい。〔左伝、宣十五年〕天、時に反するを災ひと爲し、地、物に反するを妖と爲し、民、に反するを亂と爲す。亂るるときは則ち妖災生ず。故に反正を乏と爲す。盡(ことごと)く狄に在り。

字通「妖」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android