デジタル大辞泉 「妖」の意味・読み・例文・類語
よう【妖】[漢字項目]
1 色気があってなまめかしい。「
2 あやしく不気味だ。「妖異・妖怪・妖気・妖術・妖精・妖魔/幻妖」


に作り、
(よう)声、
は笑の初文。〔説文〕十二下に「巧なり。一に曰く、女子の笑ふ皃なり」とし、「詩に曰く、桃の
たる」と〔詩、周南、桃夭〕の句を引く。今本は「夭夭」に作る。「巧なり」も「巧笑なり」の誤りであろう。
(笑)は手をあげて舞う巫女の形。その姿態を夭という。巫が神がかりの状態にあって神託をのべることを若といい、これをまがごととすることもあって、示部一上の
に「地、物に反するを
と爲すなり」とあり、神怪のことをいう。字はまた
(よう)と通用する。人の妖艶なるものも、衒媚のおそれがあるというので、また妖という。
・
に作る。
字鏡〕妖 加美奈
(かみなぎ)〔名義抄〕妖 ウルハシ・ナマメイタリ・カホヨシ・ヨキヲムナ・ワザハヒ・ヤサシ・タブロカス・マジログ・タヲヤカニ・カミナギ・ウツ・タマ
・夭・
・幺y
は同声。幼・幽yuも声義近く、身をくねらせて舞い、幽艶の趣があることをいう。若が神明の意に随順するのに対して、妖には衒媚、呪詛的な意がある。
▶・妖艶▶・妖婉▶・妖訛▶・妖恠▶・妖怪▶・妖玩▶・妖忌▶・妖気▶・妖姫▶・妖鬼▶・妖偽▶・妖凶▶・妖教▶・妖嬌▶・妖
▶・妖
▶・妖
▶・妖愆▶・妖言▶・妖幻▶・妖胡▶・妖蠱▶・妖
▶・妖
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▶・妖
▶・妖惑▶
妖・幻妖・災妖・詩妖・祥妖・人妖・瑞妖・草妖・服妖・物妖・氛妖・面妖・妄妖・木妖・冶妖・夜妖・幽妖・余妖・謡妖・霊妖出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...