妙徳寺村(読み)みようとくじむら

日本歴史地名大系 「妙徳寺村」の解説

妙徳寺村
みようとくじむら

[現在地名]鳥取市妙徳寺

湯谷ゆだに村の南西箕上みのかみ山の西麓の湖山こやま川上流(長柄川)の谷筋にある。東の山越道を八町下ると口細見くちほそみ村へ至る。村名は当地にあった古寺の名に由来するという(因幡志)。拝領高一七九石余、寛保二年(一七四二)の高草郡村々下札帳写(賀露神社文書)では生高二〇四石余、本免五ツ五分、山札銀一〇匁五分・藪役銀三五匁を課されていた。文政一二年(一八二九)の高草郡中構下札目録帳(奥田家文書)によれば朱高一九五石余・生高二一一石余、物成一〇一石余、山札銀は変りなく、藪役銀は三二匁となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android