妙満寺前町(読み)みようまんじまえちよう

日本歴史地名大系 「妙満寺前町」の解説

妙満寺前町
みようまんじまえちよう

中京区寺町通二条下ル

南北に通る寺町てらまち通に東面する片側町で、北側を二条通(旧二条大路)、南側を押小路おしこうじ通が通る。

平安京の条坊では京域外であるが、平安中期以降は二条東京極の南東付近にあたる。

町名は、寛永一四年(一六三七)洛中絵図に「妙満寺前丁」とあり、以降変化はない。ただし寛永一八年以前平安城町並図には当該地に町名はない。町名は当町東側に日蓮宗妙満寺(現左京区)があったことによる。

当町には筆師・大仏師が居住し白粉所があった(京羽二重)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む