妙趣(読み)ミョウシュ

デジタル大辞泉 「妙趣」の意味・読み・例文・類語

みょう‐しゅ〔メウ‐〕【妙趣】

すぐれたおもむき。非常にすばらしい味わい。妙味。「妙趣に富む名園

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「妙趣」の意味・読み・例文・類語

みょう‐しゅメウ‥【妙趣】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれたおもむき。いうにいわれない意味合い。妙味。妙致。
    1. [初出の実例]「我師之勧誘、妙趣在茲也」(出典:性霊集‐二(835頃)大唐青龍寺故三朝国師碑)
    2. 「彼の文学の妙趣を玩味せんと欲すれば、其の国語を以てするの外ある可らず」(出典:月曜講演(1898)〈内村鑑三〉二)
    3. [その他の文献]〔唯識枢要‐上・本〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「妙趣」の読み・字形・画数・意味

【妙趣】みようしゆ

妙旨

字通「妙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android