朝日日本歴史人物事典 「妹尾兼康」の解説
妹尾兼康
生年:生年不詳
平安末期の武士,平清盛の家人。備中国妹尾村(岡山市)を本領とする。保元の乱以来平氏に扈従。治承1(1177)年,鹿ケ谷事件(清盛追討の陰謀)で藤原成親を連行,南都焼打ち直前に大和検非違使所に就任するなど,清盛の側近として活躍。木曾義仲に降伏したとされるが,のちに背き滅亡した。瀬戸内海沿岸の平氏家人の典型といえる。
(元木泰雄)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(元木泰雄)
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