精選版 日本国語大辞典 「妹背結」の意味・読み・例文・類語 いもせ‐むすび【妹背結】 〘 名詞 〙① 夫婦の縁を結ぶこと。縁結び。結婚。[初出の実例]「一世一どのいもせ結(ムスビ)二人の嫁御」(出典:浄瑠璃・曾我会稽山(1718)三)② 相思の男女が夫婦として結ばれることを願って、その姓名、年齢などを記した紙片を、社寺の格子などに結びつけること。③ 近世、おもに遊女の間に行なわれた縁占い。多くの知人の名をそれぞれ別紙に記し、ひねり、無心に結び合わせて、偶然の縁のとり合わせを占う遊び。縁結び。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例