妹背結(読み)いもせむすび

精選版 日本国語大辞典 「妹背結」の意味・読み・例文・類語

いもせ‐むすび【妹背結】

〘名〙
夫婦の縁を結ぶこと。縁結び。結婚
浄瑠璃曾我会稽山(1718)三「一世一どのいもせ結(ムスビ)二人の嫁御
相思男女が夫婦として結ばれることを願って、その姓名年齢などを記した紙片を、社寺格子などに結びつけること。
近世、おもに遊女の間に行なわれた縁占い。多くの知人の名をそれぞれ別紙に記し、ひねり、無心に結び合わせて、偶然の縁のとり合わせを占う遊び。縁結び。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android