始原細胞（読み）シゲンサイボウ

デジタル大辞泉 「始原細胞」の意味・読み・例文・類語

しげん‐さいぼう〔‐サイバウ〕【始原細胞】

植物で、活発に分裂し、特定の分化を示さない細胞。根・茎の生長点や形成層などにみられる。

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「始原細胞」の意味・読み・例文・類語

しげん‐さいぼう‥サイバウ【始原細胞】

  1. 〘 名詞 〙 高等植物の生長点の先端を形成する一群の細胞。細胞間に受精卵と同様に分化がみられず、常に分裂を続け細胞を新生する。

出典　精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について　情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay