姥口(読み)ウバグチ

デジタル大辞泉 「姥口」の意味・読み・例文・類語

うば‐ぐち【×姥口】

歯のない老婆の口。
茶道で、周囲が盛り上がり、口のすぼまった形をした香炉水指みずさしなどのこと。
物のふたなどがきちんと合わないで、少しあいていること。

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精選版 日本国語大辞典 「姥口」の意味・読み・例文・類語

うば‐ぐち【姥口】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歯のない老女の口。また、そのようにすぼまった口。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 茶道で、口がすぼまった形の茶碗茶入れ鑵子(かんす)、香炉、花生け、釜などの称。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  4. 物のふたなどがきちんと合わないで、すきまがあること。

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