姫御前古墳(読み)ひめごぜこふん

日本歴史地名大系 「姫御前古墳」の解説

姫御前古墳
ひめごぜこふん

[現在地名]小城町大字栗原

かがみ山の山頂北側の標高一〇〇メートル余りの尾根上に築成されている。

「肥前国長崎県小城郡村誌」(明治一五年刊)に「姫御前石窟」、「小城郡誌(昭和九年刊)には「俗称姫御前の古墳」、「小城郡誌」(昭和一一年刊)に「姫御前の窟と称す」と記されている。古墳時代後期、六世紀後半の築成と推定される。古くから知られた古墳であり、盗掘され開口した古墳であると推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android