姫村(読み)ひめむら

日本歴史地名大系 「姫村」の解説

姫村
ひめむら

[現在地名]古座町姫

熊野街道大辺路沿いの海岸の集落で、伊串いくし村の東に位置する。南は熊野灘に面しておお(現西牟婁郡串本町)を望む。村名は村の真北にある重畳かさね山に鎮座する滝姫たきひめ神社(重山神社)によるといわれ、北隣に姫川ひめがわ村がある。

慶長検地高目録によれば村高七九石余、小物成四合。古座組に属し、「続風土記」には家数四五、人数二〇二とある。慶安三年(一六五〇)の古座組在々郷組之覚(古座町教育委員会保管)によれば、浦組制度による動員体制として当村は家数一八、人数二一、舟二、馬三とされていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む