日本歴史地名大系 「古座町」の解説 古座町こざちよう 和歌山県:東牟婁郡古座町面積:四五・八六平方キロ東牟婁郡の南部に位置し、東は八郎(はちろう)山を境として那智勝浦(なちかつうら)町に接し、北西は古座川(こざがわ)町に、西は西牟婁郡串本(くしもと)町に隣接し、南は熊野灘に面する。町の西部を古座川が流れて熊野灘に注ぎ、河口から南方約一キロに九龍(くろう)島が浮ぶ。南部海岸線を東西に国鉄紀勢本線が通り、並行して国道四二号が走る。古座川・田原(たはら)川・津荷(つが)川などの河口付近に開けた狭小な平坦地に集落が点在。町域の約半分が山林で占められ、田畑は全体の五・五パーセントと少ない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報