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姫川 ひめかわ

8件 の用語解説(姫川の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

姫川
ひめかわ

長野県北部の青木湖北方の湿原に源を発して新潟県南西部を流れ,糸魚川市日本海に注ぐ川。全長約 60km。糸魚川-静岡構造線が形成する谷を北流する。支流の小滝川は,古代の勾玉の原石翡翠の原産地 (天然記念物) 。上流域は日本でも有数の深雪地帯で,大所川発電所,姫川発電所などがある。

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デジタル大辞泉の解説

ひめ‐かわ〔‐かは〕【姫川】

長野県北部の白馬岳東麓に源を発して北流し、新潟県糸魚川市で日本海に注ぐ川。長さ58キロ。多量の湧水により水は清冽。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

姫川【ひめかわ】

長野県北西部に発し,糸魚川‐静岡構造線に沿って北流,新潟県糸魚川市で日本海に注ぐ川。長さ60km。15世紀,急流であるため姫河の渡では馬は縄で引いて渡らせたという。
→関連項目小谷[村]白馬[村]

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世界大百科事典 第2版の解説

ひめかわ【姫川】

長野県北部から新潟県南部にかけて流れる川。幹川流路延長55.2km。青木湖の北部に源を発し,糸魚川‐静岡構造線に沿って中谷川,大所川,小滝川などの支流を合わせながら北へ流路をとり,糸魚川市街地の西方で日本海に注ぐ。水源部は,犀(さい)川上流の農具川の水源である青木湖と谷中分水界をなす。流域は高く険しい山地であるため水資源に恵まれ,とくに第2次大戦後,電源開発が進んだ。現在,水系にある合計19の発電所から最大出力約23万kW(1997)の電力が生み出され,下流部の糸魚川市や青海(おうみ)町にセメントなどの工業を成立させる要因となっている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ひめかわ【姫川】

長野県北部、白馬岳東麓に源を発して北流し、新潟県糸魚川市で日本海へ注ぐ川。糸魚川静岡構造線に沿って流れる。流路に発電所が多い。

出典|三省堂
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日本の地名がわかる事典の解説

〔長野県(新潟県)〕姫川(ひめかわ)


長野県北西部から新潟県南西部を流れる川。1級河川(姫川水系)。延長60km。流域面積722km2。長野県白馬(はくば)村南部に源を発し、フォッサマグナ北部の地溝帯西縁を北流して糸魚川(いといがわ)市街地西方で日本海に注ぐ。「ひめがわ」とも読む。第二次大戦後に電源開発が進み、本・支流合わせて約20ヵ所の発電所がある。支流の小滝(こたき)川は、ヒスイの原石が採れる小滝川硬石産地として国の天然記念物に指定。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

姫川
ひめかわ

新潟県西端、糸魚川(いといがわ)市の中央を流れる川。一級河川。源を長野県北安曇(きたあずみ)郡の白馬(しろうま)岳に発し、日本列島の継ぎ目といわれるフォッサマグナの谷に沿って県境山地を峡谷で横断し、JR糸魚川駅の南西で日本海に注ぐ。流域面積722平方キロメートル、流路延長60キロメートル。上流の県境山麓(さんろく)では大所(おおどころ)川、小滝(こたき)川、根知(ねち)川などをあわせる。上流は第二次世界大戦後電源開発が進められ、四つの発電所で10余万キロワット/時の発電量をあげている。沿線にはかつて「塩の道」とよばれた松本街道が通り、県境の峠越えはボッカ(歩荷)とよばれた背負子(しょいこ)でにぎわった。現在は、国道148号、JR大糸線がこれにかわり、平岩(ひらいわ)駅付近には温泉、スキー場も多く、白馬岳の登山口として、白馬山麓県立自然公園に指定されている。小滝川流域は硬玉(ヒスイ)の産地として有名で、国の天然記念物に指定されている。[山崎久雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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