嫦娥一号(読み)ジョウガイチゴウ

デジタル大辞泉 「嫦娥一号」の意味・読み・例文・類語

じょうが‐いちごう〔ジヤウガイチガウ〕【嫦娥一号】

中国初の月探査機。2003年に始まった嫦娥計画の第一段階として、2007年10月に打ち上げられた。高度約200キロメートルの月周回軌道から、月面三次元画像取得元素の分布調査表面を覆うレゴリスの厚さの調査などを行った。2009年3月、月面に制御落下し、運用を完了した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android