嬉野焼(読み)ウレシノヤキ

デジタル大辞泉 「嬉野焼」の意味・読み・例文・類語

うれしの‐やき【×嬉野焼】

伊万里いまりの一。嬉野市付近で生産褐色粘土に黒釉のもの、また、白はけ目の上に褐・緑彩の絵皿など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嬉野焼」の意味・読み・例文・類語

うれしの‐やき【嬉野焼】

  1. 〘 名詞 〙 佐賀県嬉野付近から産する伊万里焼一種。承応・万治年間(一六五二‐六一)に朝鮮からの帰化人が開いたという。褐色の粗土に黒釉のもの、また白刷毛目の上に褐彩、緑彩した絵の大鉢大皿、大徳利などが多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android