嬖幸(読み)へいこう

精選版 日本国語大辞典 「嬖幸」の意味・読み・例文・類語

へい‐こう‥カウ【嬖幸・嬖倖】

  1. 〘 名詞 〙 君主などに特別にかわいがられること。また、その人。
    1. [初出の実例]「唐宋代立辺功多因嬖幸不才之臣也」(出典:済北集(1346頃か)一一・詩話)
    2. [その他の文献]〔蘇徹‐漢昭帝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嬖幸」の読み・字形・画数・意味

【嬖幸】へいこう(かう)

愛する。〔列女伝嬖、殷紂妲己伝〕妲己(だつき)は殷紂の妃なり。紂に嬖幸せらる。

字通「嬖」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android