デジタル大辞泉 「嬖」の意味・読み・例文・類語 へい【嬖】[漢字項目] [音]ヘイ(漢)主人に寵愛されている女性や家臣。お気に入り。「嬖妾へいしょう・嬖臣」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「嬖」の読み・字形・画数・意味 嬖16画 [字音] ヘイ[字訓] きにいり・なれる・いやしい[説文解字] [字形] 形声声符は辟(へき)。辟は便辟(べんぺき)、身のこなしのよいことをいう。〔説文〕十二下に「嬖(べんぺい)、愛するなり」とあって、気に入りのものをいう。嬖妾・嬖姫のようにいい、男には嬖臣・嬖童のように用いる。宦官をいうことが多い。[訓義]1. きにいり、きにいりの女、いつくしむ、愛幸する。2. なれる、いやしい。[古辞書の訓]〔名義抄〕嬖 ウツクシ・ウツクシブ・アハレ・アイス 〔字鏡集〕嬖 アハレ・アハレブ・イツクシビ・ウツクシ・アイス・ヨロコブ[熟語]嬖愛▶・嬖▶・嬖姫▶・嬖御▶・嬖近▶・嬖▶・嬖倖▶・嬖幸▶・嬖子▶・嬖昵▶・嬖豎▶・嬖習▶・嬖女▶・嬖色▶・嬖臣▶・嬖人▶・嬖▶・嬖童▶・嬖▶・嬖佞▶・嬖媚▶・嬖▶[下接語]外嬖・姦嬖・倖嬖・嬖・内嬖・便嬖・妖嬖 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報