子代・名代(読み)こしろ・なしろ

旺文社日本史事典 三訂版 「子代・名代」の解説

子代・名代
こしろ・なしろ

大化以前の大王家(のち皇室)の私有部民
記紀では,天皇皇子がないとき,名を後世に伝えるために設置したという。その実態は明確ではないが,子代は皇子養育のため,名代皇族の生活維持のため,国造 (くにのみやつこ) の民を割いて設けたと考えられる。皇子・皇族の経済源であるが,子代・名代の区別ははっきりしない。大化の改新公民となった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む