子母銭(読み)シボセン

精選版 日本国語大辞典 「子母銭」の意味・読み・例文・類語

しぼ‐せん【子母銭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「捜神記‐一三」の青蚨(せいふ)の、母と子の血を銭に塗るという故事から ) 銭(ぜに)異称。また、元利金。〔伊京集(室町)〕
    1. [初出の実例]「子母銭をさい布で日々に取りに来る」(出典:雑俳・柳多留‐一九(1784))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む