かげろうの母子の血を取ってそれぞれを銭の面に塗り、その片方を使えば、残った片方を慕って飛ぶように還ってくるという「捜神記・一三」の故事から転じて銭貨のことをいうとされる。挙例の「壒嚢鈔」には「然を銭の名とすることは、此虫能く多くの子を生む。爰以て世俗取て、此虫を塗レ銭、則ち其の銭多く生レ子と云へり。故に祝レ銭を青蚨と云也。又子母銭共云也」とあり、また、かげろうのように銭貨のはかないことをたとえたとする考えもある。
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...