かげろうの母子の血を取ってそれぞれを銭の面に塗り、その片方を使えば、残った片方を慕って飛ぶように還ってくるという「捜神記・一三」の故事から転じて銭貨のことをいうとされる。挙例の「壒嚢鈔」には「然を銭の名とすることは、此虫能く多くの子を生む。爰以て世俗取て、此虫を塗レ銭、則ち其の銭多く生レ子と云へり。故に祝レ銭を青蚨と云也。又子母銭共云也」とあり、また、かげろうのように銭貨のはかないことをたとえたとする考えもある。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...