子母(読み)しぼ

精選版 日本国語大辞典 「子母」の意味・読み・例文・類語

し‐ぼ【子母】

〘名〙
子どもとその母。また、そのような関係
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「米英の両国は、真に子母の国にて」
② 小さいものと大きなもの。根元的なものと派生的なもの。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)六・織田士猛篆刻歌「頃復為余刻数窠、子母胚胎穴窟連」
③ 「しぼせん(子母銭)」の略。
史記抄(1477)一九「子貸とは金銭千貫を以て子母にするぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「子母」の読み・字形・画数・意味

【子母】しぼ

母子

字通「子」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android