孕句(読み)はらみく

精選版 日本国語大辞典 「孕句」の意味・読み・例文・類語

はらみ‐く【孕句】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 連歌俳諧などで、前もって作っておいた句。宿構(しゅっこう)。もちく。
    1. [初出の実例]「無実北野を分かへる袖〈正章〉 当座をもはらみ句といふ連歌して〈安静〉」(出典:俳諧・紅梅千句(1655)五)
  3. 転じて、以前からの考え。腹案
    1. [初出の実例]「常々気に入らぬ女ぢゃとはらみ句に思うてゐたに」(出典:狂言記・箕被(1700))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む